Blenderでテクスチャを貼ろうとしたときに、
「テクスチャが変な位置に表示される」
「模様が伸びてしまう」
という問題が起きたことはありませんか?
その原因の多くは UV展開(UV Mapping) にあります。
UV展開を使うことで、
3Dモデルにテクスチャを正しい位置で貼ることができます。
この記事ではBlender初心者向けに
- UV展開とは何か
- UV展開のやり方
- よくあるトラブル
をわかりやすく解説します。
H2 UV展開とは?
UV展開とは
3Dモデルの表面を2Dに広げる作業です。
3Dモデルは立体ですが、
テクスチャは 画像(2D) です。
そのため、テクスチャを貼るためには
3Dモデルの表面を一度 平面に広げる必要があります。
この作業を UV展開 と呼びます。
【画像①】
3Dモデル
↓
平面に展開されたUV
(Before / After)
H2 UVという名前の意味
UV展開の「UV」とは、
3D空間の X・Y・Z とは別の座標です。
テクスチャ用の座標として
- U
- V
という名前が使われています。
つまり
- XYZ → 3D空間
- UV → テクスチャ座標
という違いがあります。
H2 BlenderでUV展開する方法
基本的なUV展開の手順はこちらです。
手順
① オブジェクトを選択
② Edit Mode に切り替える
③ 面を選択
④ Uキー を押す
⑤ Unwrap を選択
これでUV展開ができます。
【画像②】
Uキー → Unwrap のメニュー
H2 UVマップの確認方法
UV展開すると、
UV Editor で展開された形を確認できます。
ここでは
- テクスチャの位置
- サイズ
- 向き
などを調整できます。
例えば
- 回転
- 拡大
- 移動
などが可能です。
【画像③】
UV Editor画面
H2 UV展開が必要な理由
UV展開をしないと、
テクスチャは自動で貼られます。
しかしその場合
- 模様が伸びる
- 位置がズレる
- 変な形になる
などの問題が起こります。
UV展開を行うことで
テクスチャを正しい位置に配置できるようになります。
H2 初心者がよくやるミス
UV展開でよくあるトラブルを紹介します。
面を選択していない
Edit Modeで面を選択していないと
UV展開ができません。
Aキーで全選択してから
Unwrapを実行しましょう。
テクスチャが設定されていない
UV展開しても、
マテリアルやテクスチャが設定されていないと
変化が分かりません。
先に テクスチャを設定しておくと確認しやすいです。
シームが設定されていない
複雑なモデルでは
シーム(切れ目) を設定する必要があります。
シームを設定すると、
よりきれいにUV展開できます。
【画像④】
シームの例
H2 まとめ
UV展開は
テクスチャを正しく貼るための重要な作業です。
今回のポイントをまとめると
- UV展開は3Dモデルを2Dに広げる作業
- テクスチャを貼るために必要
- Uキー → Unwrap で展開できる
- UV Editorで位置を調整できる
UV展開を理解すると、
テクスチャ作業がかなりスムーズになります。
ぜひ実際にBlenderで試してみてください。
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